小嶋弥左衛門会長(S42卒・左から3人目)から土産を受け取り、写真に納まる台北市の政府・観光関係者=米沢市・グランドホクヨウ

台湾の温泉関係者、米沢市の「温泉米沢八湯会」をはじめ国内12の温泉地が加盟する「台湾アジア太平洋国際温泉旅行協会」の理事監事会議と歓迎会が27日、米沢市のグランドホクヨウで開かれた。出席者は日台の交流を深め、誘客促進を図ることを確認した。

同協会は相互の誘客推進などを目的に2015年に発足。台湾、米沢八湯会のほかに道後(愛媛)、草津(群馬)などの温泉地が名を連ねている。

台湾からの訪問団は台北市の政府関係者や北投温泉の関係者ら約50人。理事監事会議では、10月30日~11月3日に台北温泉祭りを開催し、国内加盟温泉地もPRを行うことを確認した。

歓迎会は国内温泉地の関係者や米沢市民200人以上が出席。主催者を代表し米沢観光コンベンション協会の小嶋弥左衛門会長(S42卒)が「米沢市と台湾の関係がさらに深まることを期待する」とあいさつした。周水美台湾商圏産業観光発展連合総会長は「米沢は初めて訪れた。台湾の人に良さを伝えたい」と話した。やまがた愛の武将隊の演武や花笠踊りなども披露された。

2024年6月28日山形新聞より