BS-TBSの連続ドラマ「ROOM~史上最悪の一期一会」(火曜午後9時)で主演する真島秀和(米沢市出身・H7卒)。デビュー作が大ヒットしたがその後行き詰っている作家、南条オサムを演じる。「作家という風に持ち上げられている割には、すごく素直な人。好感が持てる」と役柄について語る。
朗読劇から派生した作品で、リゾートホテルにやってきた4人の男たちが繰り広げるコメディーサスペンス。話が進むにつれ、縁もゆかりもない登場人物たちの関係が少しずつ交差していく。「最後はいろんな伏線をうまく回収していく作り方で、本当に面白い」と真島。「楽しい本(脚本)なので、この役はこうゆうことをしないとか制限を作らず、自由に振り幅広くやってみよう」と演技に臨んだ。
メインの役どころはほかに吉田仁人や瀬戸利樹ら、若手俳優が名を連ねる。初めは一人芝居が多いが、終盤は4人でわいわいするシーンも。「楽しかったですし、年齢が上の僕が引っ張った方がいいのかなっていうところもあった」と振り返る。
2024年9月1日山形新聞より