茶や雑貨販売などを手がける桑名園本店(米沢市、井上茂社長・S48卒)は26日、同社で販売している高畠石を使った一輪車やコースターなどの生活雑貨を高畠町に寄贈した。町内の小中学校に配布し、子どもたちに地元資源の魅力を体感してもらう。
同社は1887(明治20)年に高畠町で創業した。道路の拡張工事に伴い2003年に店舗を解体した際、敷石に使われていた高畠石が大量に出てきた。有効活用しようと、3年ほど前から生活雑貨に加工して販売している。創業地である町に感謝の気持ちとして45点の寄贈を決めた。
贈呈式が町役場で行われ、井上社長が高梨忠博町長に品物を渡し「高畠石の良さを広めてほしい」と話していた。
2024年10月1日山形新聞より