日本醤油協会(東京都)主催の第51回全国醤油品評会で、木村醤油店(高畠町、木村健彦社長・S53卒)の濃い口しょうゆ「味の司」が最高賞の農林水産大臣賞に輝いた。
品評会に出品されたのは288点で、審査員が色や香り、味などを評価した。最高賞は同社を含む5点。続く農林水産省大臣官房長賞は35点が選ばれた。
「味の司」は1892(明治25)年の同社創業以来の醸造技術で生み出した、こだわりの味。香り、味が良く、素材のうまみを引き出すしょうゆとして親しまれている。
先月27日に都内で行われた表彰式に出席した木村社長は「名誉ある賞をいただき光栄」と語った。県内では丹野醤油店(上山市)の「丸大豆しょうゆ純正」と「別選」、木村醤油店の「上等」、庄司久仁蔵商店(山形市)の「山形マルヤマ・鳥海印」の4点が優勝賞を受けた。
2024年10月1日山形新聞より