風景や人物などを描いた多彩な作品が並ぶ緑光会展=米沢市・よねざわ市民ギャラリー

美術団体緑光会(沖津信也会長)の作品展が、米沢市のよねざわ市民ギャラリーで開かれている。風景や人物などを描いた多彩な作品が並ぶ。13日まで。

1949(昭和24)年の創立から75周年を迎える同会には、今年新たに7人が加わり、35人が創作活動に取り組んでいる。会員や米沢市内の高校生の油彩画や水彩画など76点を紹介。白日会の峯田義郎最高顧問が審査員を務め、最高賞・緑光会賞には北村正敏さん(米沢市・S41卒)の「早春への道」が選ばれた。白雪に包まれた雄大な山と残雪からのぞく緑を描き、山道から尾根を眺める構図が特徴的で、春の訪れと自然の生命力を表現している。

特別企画として、浜田ひろすけ読書感想画の優秀作品61点も展示。開館は午前10時~午後6時で、最終日のみ午後4時まで。

2024年10月10日山形新聞より