来年に誕生150年を迎える米沢牛のおいしさを広めた英国人教師チャールズ・ヘンリー・ダラスに感謝するイベントが2日、米沢市民文化会館周辺で開かれた。米沢牛の試食販売などに約600人が訪れた。
ダラスは1871(明治4)年に米沢に赴任し、旧米沢藩校興譲館洋学舎に4年間勤務。横浜の居留地に戻る際に1頭の牛を連れ帰り、米沢牛を広めたとされる。イベントではダラスについてパネルで紹介した。
飲食は米沢食肉組合や米沢食肉公社などがブースを設置。米沢牛の焼肉、同市産ブランド豚・天元豚のウインナーを無料で振る舞ったほか、米沢牛を安価に購入できる特別販売もあり、家族連れが列をなした。米沢ダラス協会(佐藤康寛会長・S50卒)が主催し、3回目。
2024年11月13日山形新聞より