ビル壁面のガラスを活用し、スペインの魅力を伝えるポスター展「私のスペイン」が、米沢市の東北電力ネットワークセンターなどで開かれている。歴史的建造物や観光名所を映したポスターが並び、旅気分が味わえる。31日まで。
展示会場は同センターのほか、同市のコンノ文具店とcafe ARB(カフェ・アーブ)の計3カ所。スペイン政府観光局の協力を得て、キリスト教巡礼路の終着点の一つであるサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂や、首都マドリードのマヨール広場など、計18点を紹介している。
慶長遣欧使節団を率い、スペインを訪れた支倉常長の生誕の地とされる米沢で、同国を身近に感じてもらおうと、支倉常長日西文化協会(同市、九里広志理事長)が企画した。同協会の福崎真知子副理事長は「展示を機に、米沢とスペインのつながりを知ってほしい」と話した。
2024年12月14日山形新聞より