米沢市の観光ボランティア団体「おしょうしなの会」(高橋祥泰会長)の創立30周年記念式典・祝賀会が9日夜、米沢市の上杉城史苑で行われ、関係者らが節目を祝った。
同会や市、米沢観光コンベンション協会などから関係者約40人が出席した。高橋会長は「地域の皆さんに支えられてきた。今後も案内活動を通じて米沢を盛り上げたい」とあいさつ。同協会の小嶋弥左衛門会長と近藤洋介市長が祝辞を述べた。元米沢市長の安部三十郎さん(S47卒)が、米沢藩9代藩主上杉鷹山にまつわるエピソードなどをまとめた紙芝居を披露した。
同会は1995年に設立され、現在の会員は26人。観光ボランティアとして、同市の上杉神社などで米沢の歴史や参拝の作法などを紹介しており、これまでに案内した観光客は延べ65万人に上る。
2024年12月14日山形新聞より