実行委員会がイベント概要を説明した記者発表=米沢市・置賜総合文化センター

2月8、9日の両日に米沢市内の上杉神社、伝国の杜周辺で開催される「上杉雪灯篭まつり」の実行委員会(実行委員長・加藤英樹米沢商工会議所会頭・S53卒)は23日、同市の置賜総合文化センターで会見し、まつりの概要を発表した。雪灯篭を設置するほか新企画として「雪ぼんぼり10000個プロジェクト」を実施する。

雪灯篭は同神社参道などに186基製作する予定。実行委によると、今後の積雪状況によっては会場外から雪を搬入することも検討するという。新プロジェクトは、住民や企業の協力を受け会場や市街地などに、ろうそくをともす雪ぼんぼりを1万個以上作り、地域一体で観光客をもてなす。

会場には期間中、飲食店などが出店するテント村も設けられる。加藤実行委員長は「市民参加を促しにぎわい創出や地域活性化につなげたい。多くの人に足を運んでほしい」と述べた。

2025年1月25日山形新聞より