店員として注文を取る子どもたち=川西町生きがい交流館 川西町こども食堂なかよしキッチン(佐藤千恵美代表・H14卒)の「ありがとうカフェ」が24日、町生きがい交流館で開かれ、店員となった子どもたちが町内外から訪れた客約90人をもてなした。
町内の小学4~6年生13人が、受付、ウエーター、キッチンスタッフに分かれて対応した。料金は1人100円で、子どもたちが手作りしたドーナツ、フルーツポンチといったスイーツのいずれか2種類と、コーヒーなどの飲み物のセットが注文できる。子どもたちは緊張していたものの、慣れてくると「ごゆっくりお楽しみください」と客に声をかけていた。
同食堂の活動を支援する企業や地域住民に感謝の思いを伝えようと企画し、米沢中央高と置賜農業高の生徒4人が子どもたちをサポートした。小松小5年大河原万結さん(11)は「地域の方に感謝を直接伝えたいと思い、ウエーターを希望した。少し早口になったが焦らず接客できた」と話していた。
2025年2月26日山形新聞より