県囲碁大会で優勝した太田尚吾六段(中央・H18卒)=上山市・月岡ホテル 第69回県囲碁大会(主催・山形新聞、山形放送、後援・日本棋院県支部連合会)は最終日の11日、上山市の月岡ホテルで決勝などを行い、太田尚吾六段(山形市・H18卒)が山崎光基六段(同)を中押しで下して2連覇を果たし、同大会最多優勝記録を12に伸ばした。3位は山崎光六段の兄の山崎恵大六段(同)。3人は6月28、29日の両日、福島市で開かれる東北六県囲碁大会に本県代表チームとして出場する。
決勝は序盤から激しい競り合いとなった。太田尚六段が山崎光六段の攻めをいなして攻勢に転じ、そのまま勝敗を決した。3位決定戦は山崎恵六段が優勝2回の舩山悠介六段(高畠町)を中押しで破った。
東北大会に向け、太田尚六段は「頼もしい山崎兄弟の力を借り、2度目の団体優勝を目指す」、山崎光六段は「兄弟での出場がかなってうれしい。自分らしい碁を貫きたい」、山崎恵六段は「安定感を磨き、個人戦でも優勝したい」と意気込みを語った。
閉会式では太田尚六段に優勝杯、3位までの入賞者に記念盾などをそれぞれ手渡した。(後略)
2025年5月13日山形新聞より