自治会歌の作曲者・滝沢美恵子先生の著書のご紹介です。自治会歌作成当時(昭22~昭29)音楽担当教諭。現在103歳ご存命です。

大正に生れ、激動の昭和、平成、そして令和――人々との出会いの音楽人生。

音楽に導かれて・滝沢美恵子著 画像タップでネットで購入画面へ

運命に導かれるように音楽と、そして多くの人々とめぐりあった。齢百を超えた音楽教師が振り返る、豊潤なる音楽人生。

昭和初期、山形・米沢での小学校時代。家にピアノがあるというだけで学校での演奏を命じられ、私の運命は定まった。音楽学校への進学、戦前の師範学校に始まる教員生活。目の当たりにした広島の原爆、GHQによる自宅の接収、思いもかけぬコロナ禍……。そんな幾星霜を経て齢百を越え、音楽や人々との出会いを振り返る。

滝沢美恵子(タキザワ・ミエコ)先生

1922(大正11)年東京生れ。1928(昭和3)年、父の郷里・山形県米沢市に転居。県立米沢高等女学校(現・米沢東高等学校)を経て東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)師範科に入学、1941(昭和16)年卒業。北海道女子師範学校、東京第一高等女学校(現・白鴎高等学校)、米沢工業専門学校(現・山形大学工学部)音楽クラブ、山形県立米沢興譲館中学校(現・米沢興譲館高等学校)などで教鞭をとる。夫(検事)の勤務の都合で東京に移転後、台東区竜泉中学校、練馬区中村中学校に勤務し、1973(昭和48)年、51歳で退職。

滝沢美恵子先生(中央・平成21年同窓会懇親会より)
新潮社:書籍詳細:同著より