芸能の女神「アメノウズミノミコト」を祀る日本芸能神社の例祭=米沢市遠山町 芸能の女神「アメノウズメノミコト」を祭る米沢市遠山町の日本芸能神社(伊藤温彦宮司)の例祭が15日、同神社で行われ、関係者が神社や地域の振興に向けて気持ちを一つにした。
同神社は、同市出身の美術商・木村東介(1901~92年)が1976年に建立した。米沢出身の喜劇俳優・伴淳三郎(1908~81年)とゆかりがあり、かつては人気演歌歌手が参拝に訪れたことも。しかし、特色ある神社ながら認知度は思うように上がらず、地域振興につなげようと、地元有志による奉賛会(相田晃輔会長・S56卒)が2023年にできた。
約20人が参列し、社殿前で伊藤宮司が神事を執り行った。相田会長は「神社の存在を多くの人に知ってほしい。芸能を通じた米沢の活性化につながればうれしい」と話していた。
2025年6月18日山形新聞より