米沢有為会新会長・五雲寺卓さん(S43卒)=令和元年東京支部総会より 置賜地域出身の学生を対象にした育英事業などに取り組んでいる米沢有為会(本部東京・平山英三会長)の定時総会が21日、米沢市の伝国の杜で開かれた。任期満了に伴う役員改選で、同会本部総務部長で、富士通ネットワークサービス元社長の五雲寺卓(ごうんじたかし・S43卒)氏=横浜市=を新会長に選任した。
2025年度は、奨学金の貸与のほか、学生寮や我妻栄記念館(米沢市)の運営などに取り組む。また、入寮生が減少傾向にあった都内の男子学生寮「東京興譲館」の建物と敷地を企業に売却し、移転による存続の可否などを検討していることを報告した。
会長以外の役員改選は、副会長に須貝利喜夫氏(同会本部理事)が就いたほか、理事に大瀧達朗(同会東京支部監事)、長谷川健(同会米沢支部常務理事)の2氏を、外部理事には曽根伸之氏(米沢上杉文化振興財団理事長)を新任するなどした。
引き続き、各分野で顕著な功績のあった個人をたたえた。同日、同会米沢支部(支部長・近藤洋介米沢市長)も総会を開いた。(後略)
2025年6月25日山形新聞より