高橋修ネッツトヨタ社長から送録を受け取った金子昌弘山形掃除に学ぶ会代表世話人(右・S45卒)=山形市・山形五小 ネッツトヨタ山形(山形市、高橋修社長)は22日、掃除を通じた自己修練に取り組む山形掃除に学ぶ会(金子昌弘代表世話人・S45卒)の活動に役立ててもらおうと、10万円を寄贈した。
同会は市街地や公園の清掃に取り組む。参加経験がある高橋社長は、同市の山形五小(太田千春経調)で行った贈呈式で金子代表世話人に目録を手渡し、「トイレ掃除は自分をいさめ、謙虚で前向きな気持ちにさせる」とあいさつ。金子代表世話人は「大切に使わせていただく」と述べた。
同会はこの日、新型コロナウイルス禍のため中断していたトイレ掃除を同校で5年ぶりに復活させた。同校児童や同社社員を含め約100人が、スポンジを使い便器の水あかなどをきれいに落とした。参加した山形南高石田叡韻さん(17)は「気持ちよかった。やりたくないことから逃げていた自分に気付いた」と話していた。
2025年6月26日山形新聞より