山口祥二さん(96・S22卒)=2022年9月10日山形新聞より

米沢市は8日、縫製工場を経営していた山口祥二さん(96・S22卒)から有価証券約2億円分の寄付を受けたと発表した。現金化し、新たな基金の創設や運用益の活用を検討している。同日の定例会見で、近藤洋介市長は「まちづくりや人づくりに役立てたい」と語った。市は同日、山口さんに感謝状を贈った。

市は6月20日付で国内外株式や投資信託の寄贈を受け、証券会社を通じて現金化し、手数料を除いた2億13万1335円を受け取った。近藤市長によると、山口さんは市長の掲げる「好循環の米沢」の考えに賛同し、運用益を施策推進に役立ててほしい意向という。基金は山口さんの名前を冠することを検討している。

山口さんは1929(昭和4)年同市生まれ。米沢興譲館中(現米沢興譲館高)から米沢工業専門学校(現山形大工学部)機械化に進み、50年に卒業した。同校卒業後は名古屋の紡績会社で経験を積み、山形市で縫製会社を創業した。

2025年8月9日山形新聞より