花束を手にあいさつする(左から)太田尚吾六段(H18卒)、山崎恵大六段、山崎光基六段=山形市・山形グランドホテル 東北六県囲碁大会の団体戦で4年ぶり2度目の優勝を果たした本県代表チームの祝賀会が4日、山形市の山形グランドホテルで開かれ、関係者が5戦全勝の「完全優勝」を達成した選手の健闘をたたえた。
福島市で今年6月に開催された第69回大会は各県代表が、大将、副将、先鋒に分かれ、総当たり戦を繰り広げた。本県は佐藤博史監督の下、大将の太田尚吾六段(38・H18卒)=山形市、副将の山崎光基六段(19)=同、先鋒の山崎恵大六段(21)=同が出場した。
祝賀会は日本棋院県支部連合会が主催し、40人が出席した。樋渡四朗会長が「初心を忘れず、さらなる高みを目指してほしい」とねぎらい、プロ棋士の安藤和繁六段が祝辞を述べた。3選手が花束を受け取り、太田六段は「山形県代表を勝ち取るのが、東北で一番難しいと言われるようになった。今後も本県の囲碁界が盛り上がるように力を尽くす」とあいさつした。
祝賀会に先立ち、プロ棋士の菊池正敏三段、アンティ・トルマネン初段を招いた指導碁会も開かれた。
2025年10月5日山形新聞より




