小川製麺所・島崎利博社長(76・S43卒)=日本食糧新聞ウェブサイトより 本年度の食品産業功労賞の受賞者が決まり、本県からは生産部門で小川製麺所(山形市)の島崎利博社長(76・S43卒)が選ばれた。贈呈式は11月4日に東京・ホテルニューオータニ東京で行われる。
島崎氏は商工中金を経て1982(昭和57)年に同社に入社し、2010年から現職。本県や北海道産そば粉の使用を進め、そばの香りを最大限に引き出すなど品質重視のものづくりが高く評価された。品質管理、安全認証の国際規格「FSC22000」「ISO9001」を取得し、職人の育成、技術継承に取り組む。受賞を受け、島崎氏は「光栄に感じている。次の高みに向けてさらに研さんを重ね、企業業績を上げていきたい」と述べた。
同賞は食品産業界の発展に貢献した功労者を顕彰しようと日本食糧新聞社が制定し、58回目。本年度は生産部門8人、技術部門2人、流通・情報部門3人、外食・中食部門1人、国際・食文化部門2人の計16人が選ばれた。
2025年11月1日山形新聞より




