県外の女性3人滞在

飯豊町の白川湖でカヌーツアーを運営しているいいでカヌークラブ(堀江守弘代表・H12卒)は、水没林で働きながら旅するプログラム「カヌーイングホリデー」を実施している。訪れた人が地域の一員として関わる関係人口の創出が目的で、県外出身の30~40代の自制3人が期間限定で町内に滞在し、ツアーの運営を手伝っている。

「カヌーイングホリデー」に参加した(左から)山内奏子さん、渡部奈実さん、姫野みやこさん=飯豊町・白川湖

同クラブは水没林が見られる例年3月下旬~5月下旬にカヌーツアーを行っている。スタッフの人材確保のほか、水没林をきっかけに地域について深く知ってもらおうと、町内に滞在できるプログラムを企画した。

滞在期間を最長2カ月間に設定して募集したところ、県内外から24人の応募があった。選考を経て、渡部奈実さん=新潟市=▽山内奏子さん=長野県小谷村=▽姫野みやこさん=青森県十和田市=の3人が先月から町内のシェアハウスに滞在し、受付やカヌーの準備、ツアー補助などをしている。

3人は友人からの紹介やSNS(交流サイト)の投稿を見たことをきっかけに水没林に興味を持ち、応募した。山内さんは「その土地の魅力はしばらく滞在しないと分からない。山形を深く知る良い機会になった」、渡部さんは「人の温かさや食べ物のおいしさに感動し、今後も関わり続けたい」とそれぞれ話した。

青森県で通訳ガイドをしている姫野さんは「カヌークラブのツアーはスケジュールが効率的で参考にしたい」と収穫を口にする。

堀江代表は「楽しんでツアーを運営する3人の姿が、利用者の満足度につながっていると感じた。来年も実施したい」と話す。

2026年5月23日山形新聞より