米沢市の美術教室「アトリエぱぴえ」の作品展と、米沢水彩画展が同市のよねざわ市民ギャラリーで開かれている。26日まで。
アトリエぱぴえに通っていた菅野咲季さんのちぎり絵などが並ぶ展示会=米沢市・よねざわ市民ギャラリー アトリエぱぴえの作品展では、特別企画として、ダウン症を抱えながら高校1年生から教室に通い、2001年に33歳で亡くなった菅野咲季さんのちぎり絵や油彩画などが並ぶ。ちぎり絵は、明るい雰囲気で草花や風景を捉え、咲季さんならではの感性が光る。
母、伸子さん(66・S53卒)=同市林泉寺3丁目=は、アトリエで時間を忘れて制作に励む咲季さんの姿が強く印象に残っているという。「教室に通い、自分の力を存分に発揮できる場を与えてもらった。障害はあったが、咲季が明るく、自分らしく生きたことを多くの人に知ってほしい」と話す。来場者が思い思いに紙に色づけし、クジャクが羽を広げた様子を表現するワークショップも行っている。
透明感のある作品が並ぶよねざわ水彩画展=米沢市・よねざわ市民ギャラリー 水彩画展は、米沢水彩画会(田中寛司会長・S51卒)の会員を中心に約40点を展示。春を告げるカタクリや清流に咲くバイカモを描いた爽やかな作品が目を引く。同会は月1回、作品研究会で研さんを積んでおり、田中会長(69)は「磨いた技術を生かし、透明感たっぷりに表現した水彩画を楽しんで」と呼びかけている。
2026年7月24日山形新聞より





