1日30個限定「ラーメンのまち」売り込む

人気ラーメン店の味をかまぼこで―。南陽市赤湯の金田屋蒲鉾店(皆川拓海社長・H21卒)は地元の人気ラーメン店「龍上海」とタッグを組み、同ラーメン店自慢の辛みそを入れた揚げかまぼこ(324円)を開発し、販売を始めた。1日約30個の限定販売で、売れ行きは上々。ラーメンのまち・南陽を売り込む新たな味にしたいと意気込んでいる。

龍上海とコラボした赤遊辛みそ入りなど4種類の「えびす揚げ」=南陽市・金田屋蒲鉾店

龍上海は週末を中心に県外からも客が訪れ、店前に長蛇の列ができる人気店。皆川社長が企画を持ち込み、龍上海の佐藤元保専務も地域を盛り上げたいという皆川社長の熱意に応えたかったとして商品化につながった。龍上海が他店と連携して商品開発するのは始めて。

龍上海から仕入れた辛みそを使い、金田屋蒲鉾店が製造している。加える辛みの量に苦心し、何度も試作を重ねたとする皆川社長は「相乗効果でお互いの良さが反映された仕上がりになった」と自信を見せる。佐藤専務も「食感が良く、辛みその味も良く出ている」と太鼓判を押す。

辛みそ入りのほか、同蒲鉾店独自のたこ入り、いか入り、かに入りの3種(いずれも302円)も新たに商品化し、販売を始めた。龍上海とのコラボ商品も含め、訪問客の幸せを願い、縁起の良さを表す小判形の見た目に仕上げ、「えびす揚げ」と名付けた。

皆川社長は「手軽なので食べ歩きや移動中の食事にもお薦め」としている。えびす揚げを通じて、地域の魅力をより多くの人に知ってもらうとともに、新たな地域活性化につながる商品開発などにつなげようと、13日からはえびす揚げを返礼品とするクラウドファンディングも開始する。問い合わせは同店0238(40)1173。

2026年3月11日山形新聞より