3分で食べ頃、県産果実も

お茶や雑貨の販売を手がける桑名園本店(米沢市、井上茂社長・S48卒)は今春、自社の経営資源を生かし、抹茶や県産果実と生乳を使ったシェイク6種類を発売した。冷凍庫から出して3分ほどで食べ頃になる。片手持ちの容器から直接味わえるため、お手軽感がある。580円と680円の2価格帯で、県内の直営店舗「茶蔵」6店で販売し、県内の道の駅や観光施設でも取り扱う予定。

桑名園本店が高級抹茶や県産の果実、生乳を使って発売したシェイク6種類

同社はお茶のほか、抹茶や県産果実のジェラートを販売し、加工ノウハウを持つ。カップ入りのジェラートに比べ、片手で簡単に楽しめる商品販売を目指し、パック入りのシェイクを開発した。

抹茶シェイクは静岡県藤枝市産高級抹茶を使ったベーシックな「抹茶味」、抹茶を3倍にした「濃い抹茶味」、愛知県西尾市産ほうじ茶の「ほうじ茶味」の3種類。抹茶味は茶道でも使われる1キロ5万円の高級品を活用し、しっかりとした味と香りを感じることができる。ほうじ茶は茶葉の香ばしさが鼻を抜ける。

県産果実シェイクは「さくらんぼ味」「ラ・フランス味」「りんご味」の3種類。さくらんぼ味は県産サクランボの果肉を入れ、舌触りのよさと食べ応えが特徴。ラ・フランス味とりんご味は県産品の果汁を加えた。

抹茶や果実と果肉、生乳の配合割合を工夫し、すっきりと仕上げた。2月に東京で開かれた食品展示会に出品し、各社バイヤーから「味や香りがきちんと出ている」と高評価を得た。井上社長は「県産果実は生食シーズンが短いが、シェイクなら、いつでも食べられる」と話す。

容量は120ミリリットルで、濃い抹茶味とさくらんぼ味が680円、ほかの4種類は580円。問い合わせは同社0238(37)3330。

2026年4月7日山形新聞より