絵画を寄贈し、感謝状を受け取った沖津信也さん(左から2人目・S41卒)=米沢市役所

米沢市中心市街地の文化複合施設「ナセBA」東側の空き地で21~23日の夕方、市内飲食店の出店などが並ぶ「ヨネザワ アペロスタンド」が開かれた。仕事帰りの市民らが新型コロナウイルス感染防止にも気を配りながら、屋外の立食形式でお酒を楽しんだ。

市内の若手経営者らが昨年設立した合同会社「のあそび」が主催。街なかに新たなにぎわいをつくろうと、夕食前に一杯を楽しむフランスの習慣「アペロ(アペリティフ)」を参考にした。固定店舗への「送客」も目的とし、飲食店が多いJR米沢駅前や市役所周辺を目的地とする会場からの無料タクシーも用意した。

会場となった空き地は、商業ビル「米沢ポポロ館」の跡地。来場者は、キッチンカーが販売するカレーやおつまみなどを味わいながら、市内で醸造されたビールや日本酒などを楽しんだ。のあそびの宮嶌浩聡代表社員(37・H15卒)は「若い人に魅力があるイベントにし、来年以降も続けたい」と話した。

2021年7月31日山形新聞より