日本公認会計士協会東北会山形県会・尾形吉則新会長(H1卒)

日本公認会計士協会東北会山形県会長に就いた。公認会計士は、企業が作成した決算書の内容が適正かを監査するのが主な業務。粉飾決算などの不正に目を光らせるため、証券市場の番人といわれる。会計・経営・税務のプロとして財務、経営にも助言する。将来の人材確保も重要と考え「多くの人にこの仕事を知ってほしい」と語る。

米沢興譲館高から明治大商学部を卒業。都内の太田昭和監査法人(現・EY新日本有限責任監査法人)、同山形事務所などを経て2017年に独立した。税理士でもあり、県と山形市の包括外部監査人を務め、地方空港の民営化プロジェクトに携わった経験もある。山形県会の会員は52人。会長として、来年県内で開催予定の、各県から約200人が集う東北会の臨時総会・研修会の成功と、会員の交流促進を目標に掲げる。

趣味はゴルフ。「なかなか上達しない」と笑う。司馬遼太郎の歴史小説はほぼ読破した。他業種の人脈を広げるのにも楽しみを感じている。大学4年の長男が都内におり、緒方公認会計士事務所の総務を担当する妻・菜穂子さん、高校3年の長女と山形市内の自宅で3人暮らし。52歳。

2022年6月14日山形新聞より