協定書を掲げる(右から)川野敬太郎社長(H15卒)、吉村美栄子知事、九里広志理事長(S40卒)=県庁 県は26日、置賜建設(米沢市、川野敬太郎社長・H15卒)、九里学園(同市、九里広志理事長・H40卒)と、森づくり活動を通じた地域活性化などを目的とする「やまがた絆の森協定」を締結した。九里学園高の学校林の保全活動に連携して取り組む。
同市万世町桑山の学校林約0.5ヘクタールは、戦時中に整備された。1999年に男女共学となって以降、新校舎の建材に学校林のスギが使われたほか、地域活性化を目的に桜の植樹などが行われてきた。近年はコロナウイルス禍などで保全活動が滞っていた。
協定期間は2029年度末まで。学校林を「くのり協同和楽の森」と銘打ち、置賜建設の社員が下草刈りなどを行うほか、測量用ドローンを活用し、同校の生徒と協力して植栽や遊歩道整備に取り組む。九里幼稚園の園児や地域住民を交えた環境・防災学習での学校林活用も見据える。県は技術支援などを行う。
県庁で締結式が行われ、川野社長が「建設業でのクロスリアリティー(XR)活用事例なども生徒に伝えたい」とあいさつした。九里理事長は「明治天皇が命名された『万世大路』など古里の歴史を学び、自然を愛する心が育まれる場にしたい」と述べた。協定締結は41企業・団体目で、活動地区は39カ所となった。
2025年8月27日山形新聞より




