植物性食材などを使ったスノーラーメンを試食する参加者=米沢市・置賜総合文化センター

訪日客視野・ビーガン、ハラルなど対応

米沢の新たな食文化として、雪を連想させる「スノーラーメン」の定着を目指すスノーラーメン協会(横山昭子会長・S61卒)は、インバウンド(訪日客)の取り込みを視野に、誰もが安心して食べられるラーメンの開発に取り組んでいる。来年2月の上杉雪灯篭まつりでは、菜食主義者の「ビーガン」やイスラム教の戒律「ハラル」の対応した食の提供を予定している。

スノーラーメンの定義は「具材やスープで雪に見立てたもの」「かまくらの中でラーメンを食べること」など。今年の雪灯篭まつりで提供し、来年に向けて完全菜食主義者や豚肉が食べられないムスリムの人も楽しめるよう、レシピを考案している。

試食会が米沢市の置賜総合文化センターで15日に開かれ、市内飲食店や観光関係者、高校生ら計約60人が参加した。提供されたのはタマネギやシイタケが溶け込んだスープのラーメンと、鶏パイタンラーメンの2種類。麺は県産米の米粉麺。具材は焼き麩や大豆ミートを使い、「健康的でおいしい」などと上々の評判だった。

試食会に先立ち、ビーガンやハラルについて学ぶ研修会も開かれた。

同協会は改良を重ね、来年2月10、11の両日の雪灯篭まつりで提供する2品を絞り込む。横山会長は「多くの人に新たな食の可能性を提供したい」と話した。

2023年11月22日山形新聞より