リピーターらも訪れて台湾産パイナップルを購入した=米沢市

観光分野などで台湾との交流を深めてきた置賜地方で、各市町の観光協会が中心となり、台湾産パイナップルの購入を通した現地の生産者支援が行われている。中国が2021年に台湾産パイナップルの輸入を停止したための動き。13日に米沢市内で予約者に商品が引き渡された。

3回目の取り組みで、全農ライフサポート山形が窓口となって輸入した。各市町の観光協会や米沢商工会議所、市金融団などが中心となり購入を呼びかけ3千個以上の予約が入った。

13日には受け渡し場所の小嶋総本店に予約した人たちが続々と訪れた。団体の大口予約のほか、知人の分も含めて60個を持ち帰る人もいた。米沢観光コンベンション協会の小嶋弥左衛門会長(S42卒)は「味わいも好評。多くの人の協力があり、台湾を支援する機運の高まりを感じた」と話していた。

2023年4月21日山形新聞より