佐藤知由さん(S59卒)からの情報提供です。
小国町舟渡の赤芝峡をカヌーで巡るツアーが今月から始まった。荒川両岸にそそり立つ岩盤や流れ込む沢の水しぶき、緑深まる周囲の山々など、水上から大自然を満喫できる。
飯豊町の白川湖で水没林カヌーツアーなどを手掛ける「いいでカヌークラブ」(堀江守弘代表・H12卒・陸上競技部OB)が今年から新たに開催している。赤芝峡第二駐車場発着で往復約2時間の行程だ。小国町中心部から車で約10分と近く、荒川沿いを通る国道113号はトンネル部のため静寂が保たれている。
この日の流れは穏やかで上流へこぎ出しても、スムーズにカヌーが進む。鳥のさえずりが聞こえ、岩を伝って流れ込む岸辺の沢に近づくと、涼しい風がほてった体を癒やしてくれた。
堀江代表は「流れのあるフィールドで湖とは異なる景色を楽しんでほしい」と述べた。カヌーツアーは11月末まで。同クラブのホームページから申し込むことができる。
2023年6月22日山形新聞より