地元食材の調理のポイントなどをプロの料理人から学んだ「よねざわ食の寺子屋」=米沢市すこやかセンター

米沢の食文化の魅力発信を目的とした料理教室「よねざわ食の寺子屋」が17日、米沢市すこやかセンターで開かれ、市民らがプロの料理人から米沢コイや米沢牛など地元食材の調理法を学んだ。

地元食材の豊かさを広く知ってもらおうと、米沢鯉商組合などでつくる実行委員会が開催。東京五輪・パラリンピック選手村ダイニングのメニューアドバイザリー委員会の和食担当などを務めた和食料理人野崎洋光氏、野崎氏に師事し現在は米沢市内で日本料理店を営む大竹林太郎氏(H4卒)が講師を務めた。

実演したのは▽米沢牛もも肉のローストビーフ▽コイせんべい▽コイの漬丼-など6品。コイは伝統的な甘煮以外の調理法で、家庭で手軽にでき、他の食事にも応用できる手法を紹介した。参加者は熱心にメモを取ったり、動画に収めたりしていた。

同日夜には市内で、野崎氏と大竹氏による米沢コイと米沢牛を使った特別ディナー会もあり、参加者が地元食材の奥深い魅力を体感した。

2024年3月20日山形新聞より