認定証を手渡す長谷川憲治理事長(S40卒)=山形市男女共同参画センター

電話で自殺などに関する心の悩みを聞く社会福祉法人「山形いのちの電話」(長谷川憲治理事長・S40卒)の第23期相談員の認定式が18日、山形市男女共同参画センターで行われた。約1年半の研修を終えた10人に認定賞が授与された。

23期生は山形市の50~60代が中心で、2020年10月以降、精神科医や臨床心理士の講義を受けるなどして傾聴のノウハウを学んできた。

式では長谷川理事長が「相談員として人助けと自分の成長が実感できる。これからも生活を有意義なものにしてほしい」と激励し、一人一人に認定証を手渡した。

23期生を含め相談員は98人となった。21年には6464件の相談が寄せられている。相談は023(645)4343で毎日午後1~10時に受け付けている。

2022年6月19日山形新聞より