我妻栄を紹介する冊子を児童に手渡す矢尾板操館長(S43卒) =米沢市三沢東部小

米沢市出身の民法学者我妻栄(1897~1973・T3卒)を顕彰する「我妻栄記念館」(同市、矢尾板操館長・S43卒)は9日、同市の三沢東部小(芳賀由加里校長・S56卒、38人)の5年生6人に我妻の功績を紹介する冊子を贈った。

冊子は同館を運営する米沢有為会(平山英三会長・S40卒)の「故郷を愛した民法学者我妻栄先生」。我妻の子ども時代や民法研究の功績などを紹介する内容で、同館の開館20周年を記念して2012年に作製した。

同館では米沢の子どもたちに郷土の偉人を知ってもらおうと19年から毎年、市内の小学5年生に同冊子を1冊ずつ贈っている。代表校の三沢東部小には矢尾板館長らが訪れ、児童代表に冊子を手渡した。今年は市内16校の672人に贈呈する。

2021年11月17日山形新聞より