「伊達三日月街道プロジェクト」のスタンプラリーマップ

仙台藩初代藩主・伊達政宗が生まれた米沢を起点に、伊達氏ゆかりの地域で同じコンセプトの案内マップを作って交流と活性化を図る「伊達三日月街道プロジェクト」のスタンプラリーマップの第2弾が完成した。掲載エリアは米沢市の広幡・六郷地区。地区内の4施設でスタンプを集めた人には、先着順に景品を用意している。

A4判二つ折りで、内側にマップを掲載。市の消費喚起促進事業補助金も活用し2千部を発行した。スタンプラリーの参加施設は▽農村文化研究所▽米沢焼・鳴洲窯(なるしまがま)▽金松寺・上小菅観音▽もち処 寿恒庵-の4カ所。各施設では既定の金額以上の買い物などをすると、スタンプシールがもらえる。

マップは参加施設のほか、市内周辺の道の駅をはじめとする観光施設やコミュニティセンターなどに設置し、スタンプラリーの実施期間は11月末まで。全てのスタンプを集めて主催者に報告した先着6人に、各施設の商品などをセットにした4千円相当の景品が贈られる。

事業主体の伊達三日月街道活性化協議会(新藤俊彦代表・S50卒)がマップを制作したのは「赤芝・舘山地区」に続いて2地区目。現在は3地区目として川西町の小松地区のマップ制作も進めている。各地区では1年目に案内マップ、翌年にスタンプラリーマップを制作し、歴史や文化を活用した地域活性化に取り組んでいる。スタンプラリー達成の報告と問い合わせは進藤代表(古民家孫太郎)090(8258)2160。

2022年6月17日山形新聞より