歴史に思いをはせながら芋煮会を楽しん参加者=米沢市

米沢藩上杉家の家臣が行っていたとされる「芋煮の宴」にちなんだ「上杉衆これぞ芋煮会」が10日、米沢市の松川河川敷で開かれた。かがり火をたき、陣幕を張るなど上杉の歴史を感じさせる雰囲気の中、参加者が芋煮を楽しんだ。

上杉神社周辺の史蹟管理などに取り組む米沢御堀端史蹟保存会(関原謙一会長・S43卒)が歴史に絡めた地域おこしと若い世代の会員獲得を狙って企画し、約80人が参加した。

市国際交流員のトリート・シューベルトさん(22)は「おいしくて楽しい。参加できてよかった」と話した。関原会長は「武将姿の人を交えるなど今後はより上杉家の雰囲気を出せるように工夫していきたい」と話している。

2022年10月16日山形新聞より