遠藤友紀雄さん(S58卒)からの情報提供。
新年度の挨拶
置賜総合支庁長就任にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
置賜地域は、歴史、文化、産業、自然など豊富な資源に恵まれた素晴らしい地域であり、地元でもあるこの置賜地域のために仕事ができることを大変うれしく思っております。
さて、これまで3年にわたり県民生活や事業活動に深刻な影響を与えてきた新型コロナにつきまして、来る5月8日から感染症法上の位置づけを「5類」に移行することが示されました。医療従事者、市町村、関係機関の皆様をはじめ、ご尽力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。今後5類への円滑な移行を図るとともに、地域経済の本格的な回復に向けて取り組んでまいります。
また、昨年8月には、これまで経験したことのないような豪雨に見舞われ、西置賜地域を中心に甚大な被害が発生しました。この災害からの早期復旧を加速させるため、今年度、西置賜地域振興局に「県南豪雨災害復旧対策室」が新設されました。被災地域が少しでも早く元の姿に戻るよう、復旧対策室を中心に総合支庁一丸となって、復旧復興にしっかり取り組んでまいります。
現在、置賜総合支庁では、「高付加価値産業群への進化」、「活力あふれる地域社会の形成」、「人々の交流、地域の価値を高める社会基盤の形成」をテーマに、課題解決に向けた取り組みを進めております。
少子化、人口減少が急速に進行する難しい時代ではありますが、令和5年度、置賜地域は、「米沢トンネル(仮称)」検討のための調査等の開始。「やまがた紅王」本格デビュー、長井線全線開通100周年等様々な大きな節目を迎えます。ポストコロナのこの時期を、置賜総合支庁では、管内市町、関係団体及び地域の皆様と力を合わせ、置賜地域の発展のため様々な課題に全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
置賜総合支庁ニュース4月号より