築200年の建物でひょうたんランプ展が米沢市白布温泉の西屋旅館(遠藤友紀雄社長・S58卒)で開かれている。歴史的空間で優しい明かりを楽しめる。

会場は同旅館のシンボルとなっているかやぶき屋根の下のいろりの間。館内の別の一角も合わせ、米沢ひょうたん愛好会の15人の約30点を展示している。2年前、芸術と散策を楽しむイベント「ミナミハラアートウォーク」でひょうたん作品の会場となったことがきっかけで、今回の展示を企画した。

ひょうたんに彫られた大小の水玉模様や草花、竜、鳥などの模様から優しい明かりが漏れる。遠藤社長は「いにしえに思いをはせながら、幻想的な雰囲気を味わってほしい」と話す。鑑賞できるのは午前11時半~午後4時。6月末まで。

2023年5月13日山形新聞より