かめおかさん絵札描き、小中学校などに贈る

子どもたちに古里への理解を深めてもらおうと、米沢商工会議所女性会は「よねざわかるた」を制作した。絵札は同市在住の絵本作家かめおかあきこさんが描き、今後、小中学校などに寄贈する。少子高齢化、若者の県外流出が進む中、かるた遊びを通し、米沢に対する誇りと愛情を育てたい考えだ。

子どもたちの米沢への誇りと愛情を育もうと制作したかるた=米沢市

同会の設立40周年記念事業。米沢の子どもたちに何を伝えたいかを昨秋から協議し、歴史文化や方言、自然、産業などのキーワードを抽出した。「を」「ん」を含む46の札にまとめた。1500セットを制作し、小中学校や学童保育、高齢者福祉施設などに贈る。

「五十騎町に馬場の町門東町は武士の町」「強い子は『がってにしない』子優しい子」などの札からは米沢ならではの歴史文化が伝わる。最先端技術やインフラ整備に触れられる「有機EL世界の発明山大工学部」「東北で一番長いよ栗子トンネル8972メートル」などの札もある。読み札の裏には解説が付く。読み札、解説は女性会のメンバーが文章にまとめ、市芸術文化協会、上杉鷹山公と郷土の先人を顕彰する会が監修した。

女性会の小島淳子会長(68・S49卒)らが30日、同市の置賜総合文化センターを訪れ、土屋宏教育長にかるたを披露した。小嶋会長は「子どもたちにはかるた遊びを通して、米沢に愛情と誇りを持ってもらい、将来は米沢で活躍してほしい」と話している。

2023年12月1日山形新聞より